店内には約40種類のコッペパンが並ぶ=唐津市北波多のそらコッペ

食事パン専門店「SORA」のコッペパンのラインナップ。季節の限定品も魅力的だ=神埼市

 コッペパンブームが佐賀にもやってきた。首都圏を中心に専門店が登場し、流行になって数年。佐賀県内でも店舗数がじわりと増えている。最初は給食を思い出し、懐かしさで手に取る人もいるが、具のバリエーションが多く、飽きずにリピートするケースが多いとか。実際にコッペパン専門店に足を運んでみた。

 あの行列はなんだろう。5月末のオープン以来、客足が絶えないのは、佐賀駅バスセンター北側のコッペパン専門店「あんバター∞えんバター」。ここは、注文を受けてから一つずつ手作りするシステムで、価格は130~460円の全27種類。1番人気の「えんバター」は、ふわっと軟らかく、かじってみると優しい甘さが口に広がる。宮古島の「雪塩」が甘さを引き立てているという。

 今年2年目を迎えた「そらコッペ+」(唐津市北波多)には、とんかつやエビかつが挟まった総菜系、あんこやジャムが挟まった甘味系など約40種類が並ぶ。特色あるパン屋にしようと考え、行き着いたのがコッペパン。パンの種類が少ないため、スタッフも安定して生産できるのが利点。具材で季節感も出せる。人気の焼きそばパンを手に取ると、具もぎっしりでずっしりと重い。食べてみると、ふわっとパンが軽く、もう一つ食べられそうだ。

 今年秋に6年目を迎える食事パン専門店「SORA(ソラ)」(神埼市神埼町城原)は、開店当初からコッペパンを並べる。店主の山本裕一郎さん(47)は「テレビで見たから買いに来る人が増えたようだ」とブームを実感している。

 あんこマーガリンや抹茶クリーム、ピーナツクリームなど19種類。何も塗っていないコッペパンも販売している。常連の大学生牧野佳浩さん(20)は「おすすめはきなこフレークペースト。砕いたフレークの食感もたまらない」。好みのコッペパンを見つけるのも楽しそうだ。

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