佐賀県が2017年8月に開設したネットトラブル相談窓口に、年度末までに相談を寄せた人は213人で、10代からの無料通信アプリLINE(ライン)を使った相談や、親世代の40代からの電話相談が目立った。一定の利用があるため本年度も窓口を継続し、「一人で悩まずに相談して」と呼び掛けている。

 県情報化推進室によると、年代別では、10代が55人で、全体の4分の1以上を占めている。次いで40代41人、60代29人、50代10人、30代5人、20代3人、70代2人だった。不明は68人。

 手段別では電話122人、メール4人、ライン87人。相談を寄せた年代が不明なケースを除くと、ラインを利用した38人は全て10代で、20代以降は電話だった。

 相談件数は延べ274件。内容別では、ネット上の掲示板に名前が書かれているなどの個人情報関連が25件、不当請求23件、誹謗(ひぼう)中傷・いやがらせが13件、ウイルス・不正アプリ関連が8件だった。消費生活トラブルの相談は12件あり、専門機関につないだケースもあった。携帯電話やスマートフォンなど情報端末の機能説明や操作方法の相談も34件寄せられた。

 相談内容は「ラインでブロックしたが、相手の画面はどうなるのか」といった不安を訴えるケースが目立った。「身に覚えがないメールに返信したが大丈夫だろうか」という相談には、実際のメールを送ってもらい、相談員が内容を確認するなどして対応した。

 推進室は、相談が最も多い10代がラインを使っていることから「相談窓口としてSNSは有効」と受け止めている。次いで40代が多いことについては「子どもがスマートフォンや携帯電話を使い始め、親として相談を寄せるケースが多い」と説明している。

 窓口は平日の午前9時~午後6時まで。電話0120(060)797、ラインIDはsagasoudan、メールはhelp@saga-soudan.netで受け付けている。

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