■焼酎かすで光合成細菌

 農業の有機肥料や水産業の水質管理に用いられる光合成細菌を、焼酎かすで培養することに成功した。光合成細菌は農水産業で使うには高価だが、通常廃棄される焼酎かすを活用すれば原価を抑えられる。蔵元にとっても廃棄コスト削減に役立つ。

 チームリーダーの古賀碧(あおい)さん(22)は球磨郡あさぎり町出身で、幼いころから蔵元を見て育った。大学で微生物を研究しながら、農水産業、蔵元双方の発展に寄与したいと発案した。

 今後は、エビ養殖用の細菌培養キットの商品化を目指す。ターゲットは、エビの輸入先であるインドネシアやベトナムなどの東南アジア。キット購入後は培養土だけを買い足すだけなどランニングコストに配慮し、現地水産業者の負担を軽減する方針だ。

 ◇古賀碧さんの話◇

 一緒に取り組んだチームメート、協力してくれた仲間にいい報告ができました。このアイデアは私の夢。実現に向けて一歩、前へ進むことができました。

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