洋ランを使ったボトルフラワーの開発、販売について発表する宮川洋蘭の宮川将人専務

 湿度0%の密閉ガラスの中で、みずみずしい洋ランを咲かせるボトルフラワー。製造・販売する宮川洋蘭は、八代海に浮かぶ戸馳(とばせ)島で1972年から洋ランを栽培する花き農家だ。

 洋ランは高価なため景気に左右されやすい。オランダでボトルフラワーに出合った宮川将人専務(38)は、安定的な収入源として着目し、技術を学び商品化に取り組んだ。

 使用する洋ランは育成過程で発生する規格外品を活用。鮮度の高い花を使いながら経費も抑えた。ガラスの接着技術の開発などに苦労しながら、2012年に販売開始。バラとの差別化や独自性で認知度が高まっている。

 宮川専務は「元気な花で笑顔を届けたい」と、お供え用など新たな販路開拓を狙う。さらに、従業員を増やし地域の創生も視野に入れる。

 ◇宮川将人専務の話◇

 地域を明るくできるのは農業だと思っています。いろいろな業種の方と、同じステージで競い合えたのが刺激になりました。評価していただいて光栄です。

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