佐賀県内の特定の公立学校が、LGBT(性的少数者)に配慮した制服の導入を検討している。ブレザーを男女共通にし、スラックスかスカートを選択する案を協議している。白水敏光県教育長が13日、県議会一般質問で明らかにした。

 県教委によると、県内には現在、性別に関係なく自由に制服を選べる公立学校はない。学校は2019年度の導入を検討している。検討段階であることや、学校側が導入を判断することなどを踏まえ、校名や小中高校などの区分、校数は明らかにしていない。

 白水教育長は「制服の導入や見直しは本来、学校が生徒や教職員、保護者らから意見を聴取した上で適切に判断すべき」とした上で、自由に選べる制服の導入は「全ての児童生徒が自分らしく生きることができ、安心して学校生活を送る上で望ましい」と述べた。

 さらに「男子は詰め襟、女子はセーラー服など性別がはっきり分かれる制服が、児童生徒にどのような影響を与えるか不透明な点も多い」と指摘、「各学校や市町教委に、性的マイノリティー(少数者)の児童生徒に配慮した制服などの検討を促したい」と話した。武藤明美議員(共産)の質問に答えた。

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