文化祭で披露した巨大モザイクアートと生徒たち=太良町の太良高

協力してくれた太良高生徒会のメンバー

太良高・校章

 有明海沿岸、絶好のロケーションに建つ太良高。創立40周年のアニバーサリーイヤーを迎えた同校へ、突撃隊が出動した。

 今月に行われたばかりの豊峯(ぶほう)祭(文化祭)では、40周年を祝う巨大なモザイクアートが登場! 生徒全員の思いが詰まった力作にご注目あれ。その文化祭で圧巻のパフォーマンスを披露した書道部…は、何と部員がたった1人? 孤軍奮闘の生徒を直撃した。格闘場に響く声の主を追った生徒取材のほか、人気企画の「朝食会」、バラエティー豊かな「選択授業」など、太良高をにぎやかに彩る人や取り組みも調べたよ。(ハラマン、マキ)

 1977(昭和52)年。当時は太良町内に高校が無く、生徒たちは鹿島まで通学していた。「地元に高校を」と地域住民から熱望の声が上がり、有明海を望む海岸沿いに校舎が建てられた。太良高は、今年で創立40周年を迎える。

 開校当時は広い敷地に教室棟だけが建っていたが、格闘場、体育館など次第に設備が整い、創立5年を迎えた1982(昭和57)年に総合落成式が行われた。

 大きな転機となったのは、2011(平成23)年の学校改編。単位制・2学期制を導入し、2年次からは進路に応じた「選択科目」を選べるようになった。地域の自然や人々と触れながら行う体験型学習で、社会性を育む取り組みに力を入れている。

 もう一つの特徴が、全県募集枠。不登校などの理由で全日制に進学できなかった子どもたちの受け皿となった。きめ細かい指導のための少人数授業や、発達障害専門医の出張などの手厚い支援は進んだ取り組みとして全国的に注目を浴びた。

 17代校長の城野裕徳先生は「色んな事情を持ちながらも、生徒たちは将来への希望を抱いている。その無限の能力を支え、引き出していきたい」と語った。(マキ)

=太良高校データ=

●校 長 城野裕徳

●所在地 太良町多良4212-6

●生徒数 男子115人/女子77人

     計 192人

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