有明海を再生させる第一歩として、カキを育てるための竹ひびをつくる参加者ら=佐賀市の石井樋公園兵庫竹林

 有明海を再生する取り組みとして9日、ボランティアらが佐賀市の石井樋公園兵庫竹林で、カキを育てるための竹ひび作成に汗を流した。

 有明海は環境悪化の影響で、生き物が住みにくくなっているが、カキなどの2枚貝を増やすことで、赤潮の発生抑止や、水中の酸素を減らす有機物を減少させる効果があるという。

 NPO法人有明海再生機構や久保田まちづくり協議会、さが水ものがたり館が中心となり、この日集まったボランティア約40人と有明海再生の第一歩として、カキの幼生を育てるための、竹ひびを作った。枝をのこぎりやナタで切り落とし、長さ約120センチにそろえた竹を、約1500本用意した。竹は嘉瀬川河口の干潟に立て込む作業をする予定。

 参加した松尾陽美さん(40)=鹿島市=は「有明海はどうすればきれいになるのか気になって参加した。アゲマキも復活したように、いろんな生き物がいる海であってほしい」と話した。

 7月28日に嘉瀬川河口の干潟に竹を立て込むほか、8月には有明海のカキ礁見学も予定している。親子での参加も歓迎する。問い合わせは、NPO法人有明海再生機構、電話0952(26)7050。

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