落成した障害者用グループホーム兼ショートステイ「ちゅうりっぷの家」=江北町

■仲間との新生活に期待

 障害者が生活するグループホーム兼ショートステイ「ちゅうりっぷの家」が23日、落成した。保護者が亡くなるなど身寄りをなくした人が、仲間とともに規則正しい生活を送れる新たな居場所となる。同日あった落成式で大勢が完成を祝うとともに、助け合う社会の実現に向けて思いを新たにした。

 施設は木造平屋建て約120坪。個室7室とショートステイ室2室を備えた。利用料は食費・光熱費込みで月額5万円。花見や七夕、クリスマスなど季節ごとの行事もある。11月1日から入所を開始しており、すでに個室は6室が埋まっているという。同町内で就労継続支援B型事業所(福祉作業所)を運営するNPO「ちゅうりっぷのうた」(本村容子理事長)が設立した。

 式で本村理事長は、自身が教職員だった頃、障害児学級に通う子どもたちに触れ、卒業後の居場所としてNPO設立を決意した経緯などを話した。「(福祉作業所の利用者も)言いはしないが、私たちに訴えていた。人間らしい生活をどこかでサポートしなければと思った」とグループホームへの思いを語り、「時々、立ち寄って声の一つもかけてくれれば」と来場者に語った。

 施設の問い合わせは同法人、電話0952(86)4520。

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