入賞・入選作や会員・会友の力作がずらりと並ぶ会場=平成29年5月26日、県立美術館・博物館

 佐賀美術協会による100回目の美協展が、佐賀市の県立美術館・博物館で開幕した。100回記念大賞に輝いた彫塑部門の諸井謙司さん=当時(29)=の作品「夢水の試み」をはじめ、一般公募の入賞・入選作と会員・会友の作品計335点が展示された。

 日本画と洋画、彫塑、工芸の4分野に、前年より30点多い209点の応募があった。前年まで前後期で開かれていたが、この年は6月11日までの12日間、通期で展示。会員は50号までとする出品作への制限も100号までに緩和されたこともあり、迫力ある展観が来場者に楽しまれた。この年には100年史も刊行された。

 美協展は1914(大正3)年に始まり、関東大震災時や第2次大戦中には中止を経験しつつも、脈々と続いてきた。今や地方美術展としては全国的に例のない伝統と規模を誇る。101回の今年は6月28日から、佐賀市の県立美術館で開かれる。

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