九州電力は24日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)で発生した原子炉容器内の水を循環させる1次冷却水ポンプの異常について、4台全てのポンプで該当箇所の部品を新品に交換する復旧作業を23日夜までに終えたと発表した。中断していた再稼働の準備工程を再開し、原子炉起動は6月中旬以降になる見込み。

 今後は、原子炉を冷やす水が流れる配管などの耐圧、漏えい検査といった再稼働の工程を進め、いったん取り下げた玄海4号の試験使用申請を原子力規制委員会に提出し直す。九電が18日に規制委に提出した工程案によると、6月中旬の再稼働、同月末のフル出力到達を見込んでいる。

 4号機は、4月に燃料を装塡して5月中の再稼働を見込んでいたが、5月3日に1次冷却水ポンプの異常が判明。点検の結果、配管内の水の熱膨張に伴い不具合が起こったことが分かった。15日から部品の交換、復旧作業をしていた。

このエントリーをはてなブックマークに追加