電子黒板に表示した時間内に、タブレット端末を見ながら正解を考える生徒たち=佐賀市の致遠館高校

 ICT(情報通信技術)を活用した授業研究会が23日、佐賀市の致遠館高校(碇浩一校長)であった。福岡や長崎、熊本など5校8人が参加し、情報共有システムや電子黒板を使った授業を見学して知識を深めた。

 同校は3年前からスマートフォンやタブレット端末で教師と生徒が情報共有できるシステム「Classi(クラッシー)」を導入し、業務連絡や資料のPDF化、学習時間調査や進路調査の集計などに利用している。同校の山﨑俊明教諭は「ICTのツールをうまく使い(生徒の)成長を促進できれば。機能ではなくため込まれた情報を使うことが大切」と呼び掛けた。

 3年1組で行われた数学の授業の見学では、問題を電子黒板に映し出し、解答をタブレット端末で見られるようにその場で共有した。ノートに書き写す時間を削減し、正解への過程を生徒同士で話し合って考える時間に費やした。

 授業を見学した長崎県の創成館高校の本田亜弓教諭は、「今年からシステムを導入しているが機械に使われている。(致遠館は)生徒がタブレット端末を自然に扱っていて教材の一部になっていた」と驚いた様子だった。

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