山口祥義知事

 佐賀県の山口祥義知事(52)が、12月の知事選に出馬する意向を固めたことが23日、関係者への取材で分かった。前回選挙で応援を受けた関係者に相談している。2期目の政策として山間部の魅力を発信する「地域博覧会」開催などを検討しているとみられる。6月定例県議会で正式表明する見通し。

 山口知事は、出馬した場合の選挙戦の戦い方や団体からの支援などで関係者と意見交換している。地域博は、開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」の経験を生かし、都市部から近い脊振や天山山系を念頭に、地域資源に磨きを掛けて魅力を発信する狙い。

 山口知事は取材に「今は瀬踏みをし、どう思うかを相談している」と述べた。6月議会での表明に関し、関係者と7日開会の冒頭か一般質問で調整している。2期目への意欲を示してきた山口知事は今月15日の定例会見で「県民やさまざまな団体の皆さんがどうお考えなのか、耳を傾けながら決めていきたい。しかるべき時期に考え方を述べたい」と答えていた。

 知事選は、11月29日告示―12月16日投開票の日程で実施される。山口知事以外では、共産党が、諫早湾干拓訴訟の福岡高裁判決が7月末に出る見通しを踏まえ、知事の対応次第で擁立する考えを示している。

 山口氏は埼玉県出身で東大法学部卒。1989年に自治省(現総務省)に入り、長崎県総務部長や大学教授など歴任。2015年の知事選で初当選を果たした。

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