車座になって話し合いを進める実行委員会=佐賀県庁

 さが総文実行委員の30人が額を寄せ合い、なにやら話し合いの真っ最中。実行委員たちは年明けから「全県企画」について協議を続けている。

 全県企画は部門や高校の垣根を越えて、全県的に取り組むプロジェクトを想定している。多くの人をさが総文に巻き込む仕掛けを、実行委員で検討中だ。

 昨年の全国総文祭は宮城県で開かれた。伊達政宗の時代から続く「仙台七夕まつり」で知られる宮城では、東日本大震災で県民約1万人が命を落としている。そこで、現地の実行委員は「願い事を書いた短冊を1万枚集める」企画を立て、高校生に限らず多くの人から短冊を書いてもらった。集まった1万702枚の短冊は、大きな吹き流しにしてメイン会場に飾ったという。

 今年8月に全国総文祭を開く長野県では、大会スローガン「山脈渡る風に種子を拡げて」に合わせてマリーゴールドの種を埋めたシート2万枚の制作が進行中。出場する高校生約2万人に配ろうと、準備を進めている。

 さが総文を「佐賀の土地と人の魅力が伝わるような大会にしたい」と意気込む実行委員たち。早稲田佐賀高2年の高倉一輝さん(17)は全県企画について「きっとうまくいくし、うまくいかせてみせる」と力強く語る。協議を詰め、プロジェクトの内容は7月ごろに発表する予定だ。

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