保育園児の手を取って、音楽に合わせてダンスする外国人旅行者=唐津東港

 フランスの小型クルーズ船「ロストラル」(1万トン、142メートル)が21日、唐津東港に寄港した。音楽隊や子どもたちの歓迎を受け、乗客174人が日本の文化を楽しんでいた。

 乗客のほとんどがアメリカ人やオーストラリア人。「日本の不思議」をテーマに主に大阪を出発した。主に国内を巡り、途中で唐津に立ち寄り、夕方には出港した。

 佐賀県警察音楽隊が演奏で出迎え、近くの大島保育園園児も歓迎した。日本民謡をアレンジした曲を演奏すると、外国人客が園児の手を取ってダンス。子どもたちは「どきどきした」「楽しかった」と笑った。

 東唐津の旅館洋々閣では、唐津人形浄瑠璃保存会が浄瑠璃を披露した。物語の英訳をスクリーンに映しながら実演。人形の動かし方の解説もした。アメリカから来たマーリーン・ワイスさん(60)は「シェイクスピアの悲劇のよう。声の調子と人形の動きが合っていて素晴らしかった」と感激した様子だった。

 クルーズ船は唐津を出港後、韓国、島根県などを回りながら北海道小樽を目指す。唐津東港への外国船入港は4月に続き2隻目。本年度にはさらに4隻の入港を予定している。

このエントリーをはてなブックマークに追加