生け花について講義する西田永教授=佐賀市のアバンセ

 華道家元池坊の巡回講座が20日、佐賀市のアバンセで開かれた。県内外の愛好家約300人が聴講し、生け花の歴史や心構えなどについて理解を深めた。

 池坊中央研修学院(京都府)の西田永(はるか)教授が講師を務め、ヒマワリやアジサイなどなじみ深い花を使って実演した。白鳥が池から羽ばたく情景をイメージした作品が披露されると、聴講者からため息と拍手が起きていた。

 西田教授は、四季の花を楽しむことから生け花が始まった由来に触れながら「花を使った“工作”は生け花とは言わない。自らの気持ちを花に託し、対話しながら生けることが大切」とアドバイスした。

 講座は池坊佐賀求道会支部(島洋美支部長)が主管した。全国で1952年から実施しており、今年は4月から10月にかけて計180カ所で開催している。

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