有田の7賢人について観光ガイドから説明を受ける参加者=有田町の報恩寺

 明治有田偉人博覧会(有田偉人博)が19日、「有田の七賢人ツアー」を皮切りに町内で始まった。江越礼太や谷口藍田ら幕末・明治期に活躍した7人のゆかりの史跡を、観光ガイドの案内で町民が訪れ、地域の偉人の業績に思いをはせた。

 七賢人は、実業教育の草分けの江越礼太、儒学者谷口藍田、各地の工業学校長を歴任した納富介次郎、焼き物貿易に携わった田代助作、窯業の近代化に努めた川原忠次郎、香蘭社を設立した8代深川栄左衛門、貿易や海運業で活躍した久富与平。

 ツアーは町民に地域の偉人の知識を深めてもらおうと開催。この日は有田観光協会の観光ガイド、岩崎数馬さん(68)の案内で、白川地区や陶山神社、報恩寺などを歩いて回り、偉人の碑やゆかりの建物を訪れた。参加した坂井勝也さん(75)、文子さん(70)夫妻は「偉人の新たな知識が得られた。子どもたちにも伝えて、町に誇りを持ってもらいたい」と話していた。

 有田偉人博は10~11月を中心に7事業を展開。七賢人ツアーは12月までの週2回程度開き、秋には観光客など一般向けにも行う。

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