旧優生保護法の下で障害者らへの強制不妊手術が繰り返されていた問題で、全国弁護団は21日、全国で一斉に電話相談を受け付ける。佐賀県では、甲木美知子弁護士が対応する。

 県内の受付時間は午前10時から正午まで、午後1時から同3時まで。本人だけでなく、家族や友人からの相談も応じる。相談無料。

 旧法を巡っては、知的障害を理由に不妊手術を強制されたとして、宮城県の60代女性が国に損害賠償を求め今年1月に提訴するなど、旧法下の不妊手術の問題が注目され、実態解明や救済を求める動きが出ている。27日には全国弁護団が正式発足する。弁護団側からの呼びかけに甲木弁護士が同調し、県内の電話相談窓口を請け負った。

 県内でも不妊手術を強いられた件数は少なくとも86件に上る。甲木弁護士は「何でも気軽に相談してほしい」と話す。電話相談は0952(27)5007。

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