祖父母に向け年賀状を書く児童たち=佐賀市の西与賀小学校

■佐賀署員出前授業

 高齢者を狙ったニセ電話詐欺を防ごうと佐賀市の西与賀小(今泉弘校長)の児童が28日、詐欺被害に遭わないよう祖父母に年賀状を書いた。佐賀署員から出前授業を受けた児童は「詐欺に気をつけて」と年賀状に書き入れた。祖父母に送り、悪質な詐欺を孫世代の力で食い止める。

 出前授業では、西与賀駐在所の佐々木誠次警部補がオレオレ詐欺や還付金詐欺といったニセ電話詐欺の手口を説明。県内の被害額がすでに2億円を超えている現状を訴えた。署員と教員の寸劇で、100万円をだまし取るオレオレ詐欺の手口を紹介し、6年生の児童38人は熱心に見入った。

 出前授業を受けた児童は「知らない人からの電話は詐欺かも」「詐欺に注意」などと年賀状に書き入れた。祖母に年賀状を書いた高橋蓮至(れんじ)君(11)は「あらためて詐欺の恐ろしさが分かった。被害に遭わないように気をつけてほしい」と話した。佐々木警部補は「孫からの啓発はインパクトがある。すぐに振り込まないで、まずは身近な人に相談を」と呼び掛けた。

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