フレアバーテンディングの世界大会に向けて練習に熱を入れる笠原健一さん=伊万里市の練習場

 バーテンダーがボトルやシェーカーなどを使ってパフォーマンスしながらカクテルを提供する「フレアバーテンディング」の世界大会に、佐賀県有田町の笠原健一さん(37)が出場する。「出るからには世界一を」と、6月の本番に向け練習に追い込みをかけている。

 高校時代に見たドラマでフレアバーテンダーにあこがれたという。バーテンダーとしてホテル勤務などを経て、会社員だった27歳の時、独学でフレアバーテンディングを始めた。これまでに全国大会で優勝したほか、2016年に東京であった世界大会で10位などの成績を収めてきた。

 6月2、3日にギリシャのザキントス島である世界大会「Zante Flair Open」には、実績が評価され推薦で出場が決まった。持ち時間5分で、パフォーマンスとウオッカベースのカクテル作りを披露。動きの質、音楽との連動性、カクテルの味などが審査される。

 数本のボトルを空中で操ったり、難しい体勢でキャッチするなど全身を使う。嬉野市の温泉旅館「吉田屋」の足湯バーに勤める傍ら、体力づくりと練習に励む日々だ。審査対象となるカクテルを注ぐグラスは、日本を意識して焼き物を選び、驚きを演出する。笠原さんは「焼き物を使うことで洋と和の融合を表現し、オリジナリティーを出したい」と意気込んでいる。 

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