伐木チャンピオンシップに挑む太良町森林組合の坂口さん(左)と岩永さん

 全国の林業従事者らが木の伐倒や丸太切りの技能を競う第3回日本伐木チャンピオンシップ2018に、佐賀県内から太良町森林組合の坂口学さん(38)と岩永大輔さん(36)が出場する。安全に配慮しながら作業の正確さやタイムを争うチェーンソーマンたちの頂上決戦に挑む。

 太良町森林組合は、機械に頼らずに手仕事にこだわる「日本一の山づくり」がスローガン。2人は地元の太良高を卒業後、組合に進んで山の現場に入り約20年になる。培った技術は高い評価を得る多良岳材の質を支えている。

 大会は青森県で19、20日の両日開かれる。全5種目で上位3人は世界大会の挑戦権を獲得する。2年前にあった前回大会は坂口さんが8位、岩永さんは7位に終わった。それ以来、2人は競技練習に打ち込み技術に磨きをかけてきた。

 最も配点の高い伐倒が鍵を握るという。木が指定の地点に倒れるよう、チェーンソーを操る“一発勝負”で坂口さんは「ミリ単位の修正が求められる。冷静に作業にあたる」と気を引き締める。岩永さんは「森を守ってきてくれた先輩たちの思いを胸に、いい報告ができれば」と笑顔を見せる。

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