自衛隊の新型輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画を巡り、佐賀県有明海漁協が、九州防衛局から地権者への説明会開催を打診され、ノリ漁期中を理由に断ったことが29日、分かった。

 関係者によると、九州防衛局の担当者が22日、デモフライト(試験飛行)の騒音測定の結果を報告に訪れた際、12月上中旬に説明会を開く案を打診した。この時期は秋芽ノリの網撤去と冷凍網の張り込みの合間に当たる。徳永重昭組合長は「漁業者は生産に集中したい意向を示しており、呼び掛けても集まらない可能性が大きい」と難色を示した。

 防衛局は取材に対し、「『いつまでに』というスケジュール感は持ち合わせていない」とした上で、引き続き交渉の機会を探っていく考えを示した。

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