レンコンの出荷作業を見学する海外の学生ら=白石町福富

■佐賀大経済学部とレンコン・タマネギの生産学ぶ

 海外の大学で農業を学ぶ学生が24日、佐賀大生とともに白石町を訪れ、レンコンやタマネギの生産現場を視察した。日本の先進的な農業について生産者らに質問し、自国の農業の改善につながるヒントを探った。

 スリランカとインドネシア、モザンビークから佐賀大に短期留学した学生10人と、佐賀大経済学部のディ・シルバ・サーリヤ教授のもとで学ぶ学生ら計約20人が訪れた。年間約2億円を売り上げる福富産物直売所の運営協議会の江口文博会長や永松英昭レンコン部会長らから話を聞いた。

 白石町と同じくスリランカでもコメのほか、小玉の赤タマネギを生産し、レンコンは自生している物を食べるという。白石の特産品は学生らにとってなじみ深いものの、農業事情は異なり、学生らは「種子はどうやって仕入れるのか」「いくらで売れるのか」「かんがい施設は」など積極的に幅広く質問していた。

 レンコンの収穫現場や出荷作業中の会社なども見学した。水圧で泥を掘る機械やサイズ別に仕分ける作業の様子にカメラを向けるなど、高い関心を寄せていた。スチラ・ヒランボラさん(26)は「日本の農業技術は高く、機械化や土地利用などで無駄もない」と話していた。

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