身ぶりを交えながら技のコツを教える吉田秀彦氏=佐賀市の県総合体育館柔道場

 佐賀県柔道協会(小形健二理事長)は12日、佐賀市の県総合体育館で、バルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦氏(48)らを招いた強化練習会を開いた。県内小中高の強化指定選手ら約150人が参加。基本の足さばきや組み手のコツなど一流の技を学んだ。

 練習会は2023年の佐賀国体に向けた競技力向上の一環。全日本柔道連盟の元強化委員長で吉田氏や古賀稔彦氏(みやき町出身)ら五輪金メダリストを育て上げた吉村和郎氏(66)も講師として参加した。

 実技指導では、吉田氏が現役時代得意技とした内股や大外刈りのコツを伝授。「踏み込む足の親指に全体重を乗せて」「相手を刈り取る足はまっすぐ大きく振り上げる」などとアドバイスし、「基本を理解して体で覚えることが大切。毎日の目標を一つ一つクリアして、それぞれの夢をかなえて」とエールを送った。

 有田警心館の山本虎太郎さん(11)は「教えてもらった動きは相手の懐に入りやすく感じた。毎日の練習に生かしたい」と話した。約3週間後に県高校総体を控えた佐賀工の塙元輝主将(17)は「基本の大切さを改めて感じた。県大会はもちろん、九州、全国でも勝てるように頑張りたい」と収穫を話した。

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