伊万里市の敬徳高校(学校法人伊万里学園)は、来年4月に通信制(単位制)課程の普通科を開設する計画を発表した。集団生活や人間関係の不適応から不登校や引きこもり、高校中退が後を絶たない背景があり、稲田繁生理事長は「社会の要請に応えたい」と話している。

 今月9日に県に設置認可申請書を提出した。12月の私学審議会で認定され、正式決定する。県内には県立の佐賀北高の通信制と、私立も県外高の関係機関があるが、県内に本部を置く私立では初めて。

 初年度は佐賀・長崎両県から80人を募集する。土曜日をスクーリングの通学日と定め、1年に25単位ずつ、通算3年以上在籍で計74単位取得すれば卒業認定基準を満たす。高校中退者の編入学や他校在学者の転入学も受け入れる。

 通信制のスタッフは専任教頭と全日制兼務3人、非常勤3~5人。専用教室を設け、土曜以外の添削や面接指導も随時受けられる。社会人として自立できる人材の養成を意識し、就労体験やボランティアのカリキュラムも検討している。

 受験料に1万5千円、入学時に入学金5万円と教育充実費4万8千円が必要。授業料は1単位1万円で、保護者の収入に合わせ就学支援金を受けられる。

 12月2日午後3時から伊万里市生涯学習センターで説明会を開く。問い合わせは電話0955(22)6191。

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