平原嘉徳佐賀市議と中西裕司元鹿島市議の資金管理団体が、政治資金収支報告書を期限内に提出しない状況が続いていたことが分かった。解散して再び団体を設立した後も、2015年分の報告書を期限内に提出していなかった。

 政治資金規正法に基づき、政治団体は収支報告書を原則3月末までに提出しなければならない。期限内に提出しないと5年以下の禁錮か100万円以下の罰金の罰則がある。2年連続で提出しなければ、政治活動に関する寄付や支出はできなくなる。団体を解散する場合、未提出分の収支報告書を提出する必要もある。

 平原市議は02年に資金管理団体を立ち上げ、08、09年の報告書を提出しなかった。13年8月に解散すると同時に新たな団体を設立したものの、その年と14年の報告が遅れ、15年分も今年11月28日に提出した。平原市議は「期限が12月末までだと間違って認識していた。このようなことが二度とないように提出期限を厳守したい」と述べた。

 中西元市議は1987年以降、団体設立後の報告がいずれも滞り、4度解散した。直近では昨年3月に資金管理団体を立ち上げ、2015年分の報告書は今年11月29日に提出した。「収支がゼロだったため怠ってしまった。悪巧みとか隠すとか、そういうことではない」と話した。

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