伊万里市への進出協定を結び握手を交わすエンザントレイズの鍋嶋正孝社長(左)と塚部芳和市長=市役所

 伊万里市に東京のIT会社「エンザントレイズ」(鍋嶋正孝社長)が事業所を置くことになり、25日に市と進出協定を交わした。来年春ごろに業務を開始し、地元でITエンジニアとして働きたい人を5年間で10人以上雇用する計画を立てている。

 進出先は市中心部にある新築のオフィスビルで、市が事務系企業誘致のために2、3階部分を15年間借り上げている。入居が決まったのは同社が初めてで、入居から3年間は市と佐賀県が家賃の一部を補助する。

 同社は2006年に設立され、主に企業向けの情報システム開発を手掛けている。売上高は2017年12月期で9億2千万円。九州や四国の地方都市に事業所を置き、地方でエンジニアとして働きたい人の受け皿となる戦略を取っている。

 市は、若者の働く場を確保しようとIT企業の誘致に力を入れている。市役所であった締結式で塚部芳和市長は「市出身の大卒者やエンジニアの雇用につながることを期待している」と述べ、鍋嶋社長(43)は「地域に根付いたITエンジニアを育てて、伊万里市の発展の力になりたい」と抱負を述べた。

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