九州電力は25日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)を試験使用するための申請書を原子力規制委員会に提出した。承認されれば、5月18日から原子炉内の温度や圧力を上げる作業に取りかかる。試験使用開始から再稼働まで1週間程度かかり、同25日前後に再稼働するとみられる。

 再稼働は、工事計画通りに安全対策が実施されているか確認する規制委の使用前検査に合格する必要がある。ただ、検査の中に原子炉を起動し、フル出力状態で正常に機能するかどうかをみる「5号検査」があるため、事業者は原子炉等規制法に基づき試験使用を申請する。3月に再稼働した玄海3号機は試験使用開始から原子炉起動まで1週間を要した。

 4号機の使用前検査は昨年10月に始まった。5段階ある検査は現在、燃料装填(そうてん)前の3号検査まで済み、24日までに193体の燃料集合体が原子炉に入った。稼働前に機能や性能を確認する4号検査を5月上旬に予定、九電は6月下旬に5号検査を終え、営業運転復帰を目指す。

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