「作陶35周年記念 十四代中里太郎右衛門展」のポスター

中里太亀 作陶30周年展「うつわと共に」

陶芸作家(左)に焼き物の説明を受けながら地酒を飲む来場者。角打ちバーでは、毎晩日替わりで作家が店主を務める=昨年の唐津やきもん祭り

 唐津焼の春の祭典「唐津やきもん祭り」が29日、唐津市の中央商店街周辺で開幕する。「食と器の縁結び」をテーマに据え、窯元作家による展示販売ブースや特別メニューが楽しめる飲食店が登場する。5月5日まで。

 「まちなか展示販売」は、市内に点在する窯元の作品が町中で気軽に楽しめる絶好の機会。今年は約40窯元が参加し、商店街の空き店舗などで自慢の品を広げる。期間中は毎日、地元ガイドによる町歩きツアーもある。祭りの実行委員は「いろんな作家さんとおしゃべりしながら、お気に入りの品を見つけて」と呼び掛ける。

 唐津焼作家とコラボした市内の飲食店15店では、特別メニューが目玉。器に盛られた唐津の食は、おいしいだけでなく器の使い方を教えてくれる。要予約の店が多いが、カフェ・ルーナ(京町)など、予約なしで入れる店もある。

 陶芸家が日替わりで亭主を務める角打ちや、音楽コンサート、花器を集めた「花と器の縁結び展」なども開く。実行委員長の坂本直樹さん(54)は「唐津のおもてなしを楽しんでもらえるよう準備している」と話す。

 今年から展示会入場券や飲み物券、スタンプラリー参加券が一緒になった有料チケットを限定200枚で販売する。パンフレットと一緒に唐津駅総合観光案内所などで扱う。問い合わせは唐津観光協会、電話0955(74)3355。

■やきもんまつり主なイベント

 ■「十四代中里太郎右衛門展」 呉服町のGALLERY一番館で。唐津焼を代表する作家の中里太郎右衛門さんの作陶35周年を記念する作品展。食器の新作などを中心に約60点を展示販売する。5月2~5日は中里さんが在廊する。2日18時からは、同館向かいの唐津ちょこバルで中里さんを囲むパーティーも開く。

 ■「中里太亀作品展 うつわと共に」 東唐津の洋々閣ギャラリーで。作陶30年間の集大成となる展示。花器や茶器などの道具から、ぐい飲みや向付など普段使いの器まで約300点を並べる。中里さんも、28~30日、5月3~5日に在廊する。

 ■花と器の縁結び展 旧唐津銀行で。一輪挿しなど30点を展示。華道家とコラボし、花が生けられた作品も楽しめる。

 ■よかばいガイドとやきもん歩き 期間中毎日、午前10時JR唐津駅を出発。「古唐津展」や「春の唐津焼展」を鑑賞。五福の縁結び通りの散策など。参加費2000円。定員10人。申し込み問い合わせは唐津観光協会、電話0955(74)3611。

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