明治有田偉人博覧会のロゴを披露する松尾佳昭町長(左)と、蒲地孝典実行委員長=有田町役場

 西松浦郡有田町の明治維新150年事業実行委員会(蒲地孝典委員長)は24日、佐賀県の肥前さが幕末維新博覧会に連動した「明治有田偉人博覧会」(有田偉人博)の事業概要を発表した。幕末・明治期に活躍した町内の偉人約50人を顕彰し、当時海外に輸出された有田焼を集めた企画展や、なます皿を使った食のイベントなどを展開する。

 有田偉人博のテーマは「いま、明治と対話し、未来を創る!」。一部を除き、秋の有田陶磁器まつりなど10~11月を中心に7事業を実施する。事業費は1500万円。県の維新博事業交付金を受けた。

 有田焼の貿易で活躍した田代紋左衛門や実業教育に尽力した江越礼太ら焼き物業界のほか、教育、政治、芸術分野の偉人を顕彰。ディスプレーを学んだ町民が、建物やショーウインドーを活用し紹介する。

 食関連は、北前船で運ばれ三平汁などの取り皿として使われたなます皿に着目、秋の陶磁器まつりで三平汁の振る舞いや、飲食店によるなます皿料理の提供を予定。茶わん形の銘菓「茶わん最中」を復活させる。偉人ゆかりの地を巡るバスツアーも企画する。

 蒲地委員長は「有田焼の『成熟』を目指すべく、明治の先覚者の高い見識と行動力に学びたい」と意欲を語った。

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