高齢者が日帰りで施設に通う通所介護(デイサービス)で、厚生労働省は全額自費の介護保険外サービスとして、利用者が滞在中に職員に買い物の代行や外出の付き添いなどをしてもらうことを認める方針を決めた。

 介護保険適用のサービスと保険外サービスを組み合わせて使うことは「混合介護」と呼ばれ、一部制限されている。政府の規制改革推進会議が「使い勝手が悪い」と見直しを求めていたほか、自治体間で運用にばらつきがあることから、ルールを明確化することにした。夏までに詳細を決め、自治体に通知する。

 通所介護利用中の保険外サービスとして新たに認めるのは、買い物代行などのほか、施設での商品販売やレンタルサービスの提供。巡回健診や予防接種も可能にする。

 ただし、(1)時間帯を明確に区分する(2)利用者の同意を得る(3)苦情・相談窓口を設ける―ことなどが条件。外部の事業者から便宜供与を受けてサービスを提供することは禁止する。

 混合介護は保険サービスが始まる前や終わった後であれば現在も可能。ただ、通所介護利用中の時間帯で認められるのは、施設内での理美容と緊急時の併設医療機関受診に限られていた。

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