下級生に説明する田口陽生さん(左)=佐賀市大和町の松梅地区

 子どもたちの郷土愛を育もうと佐賀市大和町の小中一貫校松梅校(糸山信康校長)で20日、地域の歴史を歩いて学ぶ「松梅ウオークラリー」があった。生徒児童79人が通天寺や腹切り地蔵など、葉隠に関連深い4カ所を巡り、ふるさとの歴史に触れた。

 

 町おこしグループ「湛然の里と葉隠の会」や地元住民ら約15人も協力し、総合学習の「松梅学」の一環で実施した。同校の卒業生で昨年4月に赴任した糸山校長が、地元の歴史を知らない子どもたちが多いことに驚き、「地元の良さを知って、胸を張ってほしい」と企画した。

 4班に分かれた子どもたちは、通天寺、華蔵庵、腹切り地蔵、三反田代官所跡の4カ所を訪れた。同グループの会員らによる説明に加え、昨年1月末から授業で歴史を調べていた中学2年生の生徒も下級生に説明。子どもたちはメモを取りながら話を熱心に聞いた。

 下級生に説明した中学2年生の田口陽生さん(13)は「メモを取ってくれてうれしかった。地元に多くの歴史があるのは誇らしい。(下級生たちも)歴史をみんなにつなげていってほしい」と笑顔で話した。

 来年は名尾地区を訪れ名尾和紙など伝統文化を学ぶ予定。

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