フィリピンの学生に教えてもらいながら一緒に踊る参加者=唐津市厳木町のコミュニティーセンター

 フィリピンでボランティア経験がある唐津市厳木町出身の秀島彩女さん(23)が21日、同町のコミュニティーセンターでフィリピンの高校、大学生と地域住民との交流会を開いた。日本人の支援により学校に通っている子どもたちがいることを知ってもらおうと企画。約30人の参加者は歌や踊りで親睦を深めた

 

 訪れたのは、紛争孤児などの就学支援に取り組む「ミンダナオ子ども図書館」から援助を受けている学生11人で、日本人の寄付を基にした奨学金で学校に通っている。秀島さんが大分の大学在学中、同館でボランティアをした縁で唐津での交流会が実現した。

 学生の中には親を亡くした人もおり、秀島さんは「苦しい境遇にいながら笑顔で歌う彼らを見て、幸せとは何かを考えるきっかけになればと企画した」と話した。

 学生たちはきらびやかな民族衣装を着て母国の民謡や踊りを披露した。日本語で「ふるさと」も歌ったり、子どもたちと一緒に踊ったりした。

 家族3人で訪れた竹花奈美子さん(41)は「国外の人と交流する機会はこの辺りではあまりないのでありがたい」と話し、長女の栞ちゃん(7)も「演劇みたいな踊りが面白かった」とはにかんだ。

 この日は相知町でも開いた。また、22日午後2時から、小城市の保健福祉センター桜楽館でも開く。問い合わせは秀島さん、電話080(5603)5946。

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