人事院は20日、2018年度の国家公務員採用試験で、幹部候補となる総合職の申込者は前年度比4・8%減の1万9609人だったと発表した。2年連続のマイナスで、工学や農業など技術系の落ち込みが目立った。担当者は「専門人材の採用意欲が高い民間企業に流れている」と分析している。

 森友学園を巡る文書改ざんなど相次ぐ省庁の不祥事との関連では「18年度は直接の影響はないと思うが、将来的に公務員を志望する若い人に良い影響を与えない」と懸念を示した。

 試験区分別では、法文系が2・2%減の1万4550人だったのに対し、理工系は10・8%減の3752人、農学系は13・4%減の1307人だった。

 全体に占める女性の割合は0・1ポイント増の35・2%で、最高を更新した。

 1次試験は今月29日、2次試験は5月27日~6月15日に行い、6月29日に合格者を発表する。約700人の採用を予定している。

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