創意工夫功労者賞の表彰を受ける受賞者ら=県庁

 職場の技術改良などに貢献した個人・団体を表彰する文部科学省の創意工夫功労者賞に佐賀県内の4社からキーストン(西松浦郡有田町)の田代盛久さん(56)ら8人が選ばれた。職場の作業能率アップや生産性向上につながる取り組みが評価を受けた。

 受賞者は田代さんのほかに、小糸九州(佐賀市)の田中孝典さん(39)、高並謙一さん(37)、御厨恭平さん(37)、川﨑優さん(31)、西研グラフィックス(神埼郡吉野ヶ里町)の山村龍史さん(44)、武井電機工業(三養基郡みやき町)の浦野祐樹さん(35)、山崎徹朗さん(31)。

 釣り具を製造しているキーストンの田代さんは、材料になるステンレス線材をセットしてレバーを引くだけで簡単に加工作業ができる器具を考案。作業を障害者就労支援施設に発注できるようになり、福祉分野との連携が深まったという。

 18日に県庁であった伝達式では、県産業労働部の志岐宣幸部長が8人に表彰状を手渡し「幕末期の佐賀のものづくりのDNAが受け継がれている」と激励した。受賞者は「考案した新技術や改善策が評価されてうれしい。今後も積極的に業務に取り組んでいきたい」と話していた。

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