開発中のハンバーグを試食し、感想を述べる新入行員=佐賀市の佐賀銀行研修所

 佐賀銀行(佐賀市、坂井秀明頭取)の新入行員65人が新人研修の一つとして、県内企業が開発中の食品のモニター調査に協力した。ヒット商品になるため味や量などの改善点を助言。同行が、こうした取り組みを新人研修に盛り込むのは初めてで、担保、保証に依存せず事業内容を見て融資する「事業性評価」を学んでもらうのが狙い。全国の地銀でも珍しい試みという。

 武雄市の食品メーカーから商品企画を請け負った佐賀市のデザイナー福田和敏さんが調査概要を説明。18~23歳の新入行員はレンコンや鶏肉などを混ぜた和風ハンバーグを味わい「シャキシャキした食感がいい」「具材をもっと増やして」「量が多いかも」と調査用紙に感想を書き込んだ。

 同行営業支援部は「預金や融資だけでなく地方創生に力を入れていることを知ってほしかった」と狙いを説明。佐賀本店営業部に配属される石井哲哉さん(22)は「固い仕事というイメージが覆った。将来はビジネスマッチングの仕事に関わりたい」と言い、福岡支店勤務となる山口愛さん(23)は「企業の魅力を発掘し、応援する仕事に興味が湧いてきた」と感想を述べた。

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