県内市町の担当者会議であいさつする平川博幸交通事故防止特別対策室室長(左)ら同室職員=県庁

 佐賀県くらしの安全安心課内に本年度から、交通事故防止特別対策室が発足した。佐賀県は人口10万人当たりの人身事故件数が2016年まで5年連続で全国ワーストとなるなど厳しい状況が続いており、ドライバーの運転マナー向上に向けて広報啓発に力を入れる。

 昨年度までは同課の防犯・被害者支援部門と兼任の係だったが、対策室に格上げされ、人員も5人に増えた。担当は、県が2015年度から取り組む「脱ワースト」プロジェクト。15~17年度は約3千万~5400万円の予算を組み、テレビやラジオCM、無事故無違反を推奨するコンテストを実施してきた。

 事故件数は減り、17年はワーストを辛くも脱したが、それでも2番目に多かった。平川博幸室長は「広報啓発は一定の効果はあったと思う。県民にいかに交通マナーを伝えるか、関係者や自治体の意見を聞きながら進めたい」。本年度の予算は約5900万円で、若者向けにサガン鳥栖とコラボした広報も初めて企画する。

 関係機関との連携も強化する。今月中旬には県内各市町の担当者を集めて会議を開いたほか、県警や佐賀市と佐賀市中心部の路面標示の合同点検を初めて実施している。

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