企画展では、佐賀城を再現して作られた模型も展示されている=佐賀市柳町の旧古賀銀行

 幕末維新期の佐賀藩を支えた3支藩(小城、鹿島、蓮池)にスポットを当てる「佐賀藩のすがた展」が16日、佐賀市柳町の旧古賀銀行で始まった。それぞれの支藩が独立性を保ちながらも、協調して激動の時代に立ち向かった姿を振り返る。7月31日まで。入場無料。

 佐賀藩は、本藩に対して支藩がそれぞれに行政機構や組織を維持し、独立性が高く保たれていた。戊辰戦争終結に大きな役割を果たすに当たり、国外からの脅威もにらんで鹿島藩が長崎警備に当たるなど、緊密に連携していたという。

 企画展は、家系図や年表で各藩の関係性をつかんだ上で、藩ごとにまとめた構成。このうち、蓮池藩では歴代藩主を描いた掛け軸をそろえており、生い立ちや人柄に触れられる。江戸の佐賀藩邸に飾られていたものを再現した「鼓の胴の松飾り」や、200分の1スケールで忠実に再現した佐賀城の模型などもある。

 企画した佐賀市明治維新150年事業推進室は「佐賀藩の活躍は、各支藩に支えられていた。この企画展をきっかけに、それぞれの地域にも足を伸ばしてほしい」と話している。 

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