佐賀県は16日、カンピロバクターによる食中毒が発生したとして、鹿島市高津原の「居酒屋あぐら」と杵島郡白石町の飲食店「くさば食堂」に営業停止命令(4日間)を出した。20~70代の男女計11人が下痢やおう吐などを訴えたが、現在は快方に向かっている。

 県生活衛生課によると、居酒屋あぐらでは患者8人を含む16人が、くさば食堂では患者3人を含む7人が、7日に各店舗で飲食。いずれも生の鶏肉を使ったレバーの刺し身などを提供していた。

 11日と12日に、それぞれ鹿島市と江北町の医療機関から「患者が食中毒の症状を示している」と杵藤地区保健福祉事務所に届け出があり食中毒が判明。くさば食堂で飲食した患者からはサルモネラも検出した。2店とも15日は営業を自粛した。県は、県内の食肉販売業者2者にも2店へ鶏肉が加熱用と伝えていなかったとして改善を指導した。

 カンピロバクターとサルモネラは鶏などの腸内にいる細菌で、食中毒を発生させるが熱に弱い。生活衛生課は「鶏肉は十分に加熱して」と注意を呼びかける。

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