甲子園入場待ちをする平尾(旧姓山口)輝子さん

 第90回選抜高校野球で伊万里高校は21世紀枠で甲子園に出場。地元伊万里市のみならず全国の同窓生が歓喜した。今回春の選抜で2連覇を果した大阪桐蔭高校と対戦し、敗れはしたものの、8回と9回に1点ずつ王者に食らい付く伊高健児の意気は高かった。

 試合前入場門前で入場を待っていると続々と応援団が全国から集まって来られた。奈良市から来られた平尾(旧姓山口)輝子さん(69)は、大川炭鉱閉山まで伊万里市に住まわれ、伊万里高校を昭和42年に卒業された。平尾さんと話をしていると平成28年9月に自費出版された歌集『奉拝船』をいただいた。

 歌集には「古里伊万里」の章があり、「石炭の積み出し港にて賑(にぎ)はひし町と知らざりき古里伊万里」「伊万里伊万里その名永久にと校歌唄えば身の熱くなる」と故郷を思う詩が綿々と綴られていた。(地域リポーター・藤泰治=有田町)

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