佐賀県警は、酒に酔って他人の家に侵入する事案を起こしたとして、県内の警察署に所属する20代男性巡査長を本部長訓戒処分にした。処分は3月9日付。県警への公文書開示請求で分かった。

 県警監察課によると、巡査長は昨年12月16日午前5時40分ごろ、施錠されていない玄関から民家に侵入、廊下に立っているところを住人の50代女性が見つけた。巡査長は所属と氏名を名乗り「通報されていませんか」と質問。不審に思った女性が110番した。

 前日夜に所属先の懇親会があり、巡査長はビールや日本酒など十数杯を飲んだ。2次会を終え、民家から約500メートル離れた官舎近くでタクシーを降りてからの記憶がないという。監察課の調査に「酔っていてよく覚えていない。家の人には怖い思いをさせて申し訳なかった」と話したという。

 監察課は「通報」の発言について「とっさに出たもので悪意はなかったと認定した」と説明。「実害がなく住人からの被害申告もなかった」として事件化を見送ったとしている。

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