玄海原発3号機の2次系配管からの蒸気漏れを受け、九州電力は13日、同じ設備を持つ4号機についても該当箇所の配管を新品に交換する作業を始めたと発表した。4号機は4月燃料装塡(そうてん)5月の再稼働を予定していたが、遅れる可能性がある。

 交換するのは、放射性物質を含まない水などが通る2次系配管のうち、余分なガスを除去する脱気器の空気抜き管計16本。配管を覆う外装板と保温材も取り換える。3号機は交換作業に6~9日までの4日間を要した。

 原子力規制庁によると、4号機は13日までに、燃料装塡前までの使用前検査を受検し終える予定だった。規制庁の担当者は「脱気器の配管交換工事の影響があるのか無いのか分からないが、少なくとも(燃料装塡に関して)何も報告はあっていない」と話す。九電も燃料装塡の時期に関して「順番はそう(配管の交換後に)なる」としている。

 九電は同様の配管がある川内1、2号機(鹿児島県)でも点検を実施したが異常は確認されず、配管も交換していない。

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