2017年9月に大分県佐伯市の番匠川で氾濫危険水位を越えた際に配信された緊急速報メールの内容(武雄河川事務所提供)

 国土交通省武雄河川事務所と筑後川河川事務所は5月1日から、筑後川、嘉瀬川、六角川、松浦川水系の洪水情報を携帯電話やスマートフォンに一斉送信する。携帯電話会社の緊急速報メールサービスを活用し、氾濫発生などで影響が想定される地域の端末に登録不要の「プッシュ型配信」をする。

 配信する情報は危険度レベル4の「氾濫の恐れ(危険水位越え)」とレベル5の「氾濫発生(越水・決壊)」。河川に設置している観測装置の情報をもとに、影響のあるエリアにある携帯端末に配信する。内容は河川名や氾濫場所で、防災無線やテレビなどでの情報確認と適切な防災行動を取るように呼び掛ける。

 プッシュ型配信は、受信者が要求していなくても配信され、気象庁の緊急地震速報などに活用されている。通話中やパケット通信中には受信できない。受信できない機種もある。

 洪水情報の一斉送信は5月1日から、国交省が管理する全国全ての109水系に拡充される。危険レベル1~3の情報は、登録すれば配信を受けることができ、河川事務所のホームページなどで登録方法が紹介されている。

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