介護福祉国家試験に合格した生徒たち(嬉野高校提供)

 嬉野高校の社会福祉系列を今春卒業した5人が、介護福祉士の国家試験に全員合格した。全受験者の合格率が70・8%だった中、同校は9年連続で全員合格を続けている。合格した生徒らは、県内外の福祉施設などで新たなスタートを切った。

 社会福祉系列の生徒たちは通常の授業と並行し、2カ月ほど試験対策に取り組んだ。近くの小学校で「ユニバーサルデザイン」を知ってもらう出前授業を行ったり、地域の高齢者と体操やゲームで交流する「デイサービス研修」などにも取り組み、多角的に学習を深めた。

 筆記試験が1月28日にあり、3月28日に合格が発表された。合格を聞いた野田ありささん(18)は「一人一人不安はあったけど、みんなで励まし合った。全員合格でほっとした」と喜んだ。

 指導を担当した浦郷久美子教諭は「プレッシャーはあったと思うが、出前授業などの活動が意欲の源になった。今後も地域福祉に貢献してほしい」と教え子たちにエールを送った。

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