第12回冬季パラリンピック平昌大会を視察した古川康衆院議員=韓国・平昌

 自民党の古川康衆院議員(比例九州・唐津市)が3月の冬季パラリンピック平昌(ピョンチャン)大会を超党派国会議員団のメンバーとして視察した。3泊4日で開会式や競技会場、選手村を訪れ、「日ごろからバリアフリーやユニバーサルデザイン(UD)の意識を社会全体に行き渡らせることが成功の鍵。大会が始まってからでは遅い」と感想を述べた。

 古川氏が注目したのは日本選手用のサポートセンター。普段から選手に接しているスタッフが身体面、精神面で選手を支え、うまく機能していた。ただ、当初からオリパラ共用の施設として計画され、オリンピック後に改修されたが、別棟に向かう坂道の経路の傾斜がきつく選手が自力で移動できなかった。「場所選定の時にパラの視点が弱かったと言わざるを得ない」

 選手村のバスタブも身体障害者にとっては使いづらいものだった。「今度、建築基準法が改正されて高さの低いバスタブが認められるようになる。これを生かして大会のレガシー(遺産)にすべき」と提案した。

 障害者福祉をライフワークに据える古川氏。「パラリンピックを通じて社会全体がUD化する流れをつくりたい」と力を込める。東京大会後の2023年には佐賀で国体・全国障害者スポーツ大会が開かれる。「オリパラのように、佐賀大会が融合のシンボルになるよう期待している」

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