映画「てっぺん物語2」のワンシーン

映画に出演した出演者の皆さん

映画の撮影と編集を担当した佐賀大学の学生

 中山間部の農業の活性化や食育に取り組む市民団体「げんきな大地SAGA」が昨年4月から撮影を進めてきた自主製作映画の第2弾「てっぺん物語2」が、このほど完成した。さまざまな課題を抱える中、懸命に農産物を生産する村の人々に焦点を当てた作品で、15日に佐賀市のアバンセであるイベント「げんきな大地からの贈り物2018」で上映される。

 映画には、県内の会社員や主婦らが出演。撮影は佐賀大学の学生が担当した。出演者のほとんどは演技の経験がなく、主人公の弟役を演じた筒井光康さん(53)は「台本を覚えても、カメラが回るとすぐに忘れてしまった」と苦笑した。

 第1弾の映画では、三瀬村の自然の豊かさと、その中で作られる農産物の良さを中心に製作。今回は、前回触れることがなかった人手不足や財政難、耕作放棄地になど村が直面しているさまざまな課題を取り上げ、その中で質の良い農作物を作ろうと奮闘する農家の姿を描いている。げんきな大地SAGAの大坪一樹代表は「三瀬村をはじめ、中山間部の人たちはまごころを込めて農作物を作っている。その人たちの一生懸命さをいろいろな人に知ってもらえれば」と話す。

 15日のイベントでは映画上映のほか、食育についてなどのパネルディスカッションや生産者と直接話しながら買い物ができるマルシェも開催される。大坪代表は「ぜひ、子どもや若い女性に来ていただき、『食』についてもっと関心を持ってほしい」と呼び掛けた。

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