「地中海の風」をテーマに油絵展を開く荒木淳一さん=佐賀市の佐賀玉屋

 洋画家荒木淳一さん(62)=埼玉県=の絵画展が佐賀玉屋6階ギャラリーで始まった。南ヨーロッパの風景を中心とした風景画など約40点で、地中海の風を届ける。16日まで。

 愛知大学でフランス文学を専攻し、在学中にパリのソルボンヌ大学に留学。留学の経験から初期はパリの風景が多かったが、近年はイタリアなど南ヨーロッパの町並みを描くことが多いという。地中海地方の乾燥した空気や建物のどっしりした重みを表現するため、ペインティングナイフを使って硬質な油彩画を描く。

 石造りの階段をのぼっていく尼僧を描いた「二人の尼僧」は、行く手を明るく道ばたに花を配し、「道を極めつつある2人への祝福を表した」という。

 荒木さんは「フランス文学の中でも戯曲を研究していたので、どの絵にもドラマがある。物語を想像しながら楽しんで」と話していた。

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