新入生を代表して宣誓文を述べる畜産課程の向井彩音さん=佐賀市の県農業大学校

新入生代表で宣誓する自動車工学科の吉野宏次郎さん(中央)=多久市の県立産業技術学院

■産業技術学院 52人入校式

 多久市の県立産業技術学院(重春充学院長)で10日、入校式があり、自動車工学や電子システムなど5学科に52人が入校した。企業の即戦力となる技能者を目指して2年間、実践的な授業で専門の知識、技術習得に励む。

 入校したのは18~29歳の男性48人、女性4人。学生優位の「売り手市場」が続き、学院の就職率は2013年度から5年連続で100%という。重春学院長は「職員一同、最適なパートナーとなるべく全力を傾ける。確かな技能を身に付け、日本のものづくりを支えるプロフェッショナルになって」と激励した。

 新入生を代表し、佐賀工業高から自動車工学科に入った吉野宏次郎さん(18)=佐賀市=が「佐賀県のものづくりの根幹を担えるように精いっぱい努力する」と誓いの言葉を述べた。

 産業技術学院は1996年、県内唯一の職業能力開発校として設立。12年度に5学科に改編、全科2年課程になり、在職者訓練を含め職員約40人が指導に当たっている。

 

■県農業大 リーダー目指し24人

 佐賀市川副町の県農業大学校(溝口宜彦校長)で10日、入学式があった。2年制の本科生22人と1年制の専科生2人の計24人が、佐賀の農業の若きリーダーを目指し、新たな一歩を踏み出した。

 溝口校長は生産者の高齢化など農業を取り巻く情勢に触れ、「農業に関する夢をかなえるためには幅広い見識が必要。向上心を持って、先進の農業技術や知識を学んでほしい」と激励。新入生を代表して、本科畜産課程の向井彩音さん(18)が「立派な農業者、信頼される社会人になるために自覚と責任を持って技術と知識の習得に努める。学寮生活などを通して仲間との友情を育み、有意義な学校生活を送りたい」と宣誓した。

 同校は農産園芸課程と畜産課程があり、全学生が寮生活を送りながら、農業技術や経営を学ぶ。本年度は炭酸ガスや日射量を調整する複合環境施設を導入し、ITを活用した農業生産に取り組む。

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