水川一哉町長(中央)に町立病院の存続を訴える肥田修一郎代表(右)=大町町役場

 杵島郡大町町の町立病院民営化問題で、町民でつくる「町立病院の存続を求める会」(肥田修一郎代表)は1日、病院存続を求める町内外5284人分の署名と存続要望書を水川一哉町長に提出した。水川町長は「存続を求める声があることも踏まえ、賢明な判断をしたい」と答えた。

 署名は10月末から1カ月で集めた。居住地内訳は大町町2026人、武雄市923人、江北町444人、白石町478人など。肥田代表ら7人が町役場を訪れ、「町民の健康と生命、杵藤地区の地域医療を守るためにも病院存続を」と訴え、水川町長に手渡した。

 水川町長は5日開会の定例町議会での議論を経て、移譲の是非について一定の方向を決める考え。6、7日の一般質問で5人の議員がこの問題を取り上げる。

 町立病院の民営化は、新武雄病院(武雄市)から経営移譲の打診を受け、町が検討している。町民説明会を2回開き、建物の老朽化で建て替えが必要だが資金面で厳しいことや、経営が悪化していることを説明している。「存続を求める会」は準備会を経て、町民7人で11月19日に発足した。

・論説 大町町立病院民営化 将来の医療見据え議論を

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