佐賀県選挙管理委員会(大川正二郎委員長)は10日、任期満了に伴う知事選を11月29日告示、12月16日投開票とする日程を決めた。前回は、県内で初めて選挙期間が年末年始と重なる「年またぎ」選挙となったが、今回は県民生活への影響が大きいとして回避した。

 山口祥義知事の任期は2019年1月10日まで。知事選は公職選挙法の規定で任期満了前の30日以内とされ、18年12月11日以降に実施する必要がある。

 事務局は投開票日を日曜にした場合の16日、23日、30日、1月6日の4案を提示した。30日と6日は年末年始の行事が多い上に期日前投票などの職員確保が難しく、23日は3連休の中日で投票率が伸び悩む可能性があると説明、委員から16日案に異論は出なかった。

 今回の選挙期間中は例年、補正予算案を審議する11月定例県議会が開かれており、前倒しになる見通し。これに伴い、11月上中旬の県議会決算特別委員会も、日程調整が必要になる。

 古川康前知事の衆院選出馬に伴う前回知事選は、14年12月25日告示、15年1月11日投開票だった。知事選日程に関し、2月県議会で議員から年末年始は避けるべきとの意見が出ていた。この日の会合で大川委員長は「有権者が投票しやすいことを第一に考える必要がある」と述べた。

 知事選を巡り、山口知事は2期目への意欲を見せつつ態度表明はしていない。共産党が候補者擁立を模索している。

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