得票数が並び、くじ引きで当落を決める有田町議選の候補者(手前)=8日午後10時37分、西松浦郡有田町の町体育センター

 8日投開票された西松浦郡有田町議選(定数16)で、16番目に508票で2人が並び、くじ引きで当落を決定した。当選した無所属新人の樋渡徹さん(70)は「結果が出るまでどきどきした。若者の雇用の場確保など、町のために尽くしたい」と喜びを語った。

 町議選には定数を2人上回る18人が立候補した。開票は午後7時半から町体育センターで始まり、午後10時すぎに票数が出そろい、現職と新人の2人が同数となった。公選法の規定で、町選管が2人を呼んで事情を説明し、午後10時35分ごろ、くじ引きをした。くじは番号付きの10本のくじを入れた抽選箱から棒を引き出し、番号が少なかった樋渡さんが当選と決まった。

 落選となった無所属現職の手塚英樹さん(67)=1期=は「力が及ばなかった。結果を受け止めたい」と肩を落とし、票の再確認などは求めない意向を示した。県選管によると、県内自治体でくじ引きによる当選者決定は2005年の杵島郡白石町議選以来。

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